ほくっ、かりっ、とろっ。 2005/12/3,16:11,茂記,123456
|
by 茂記 |
|
今日の盛岡はともかく寒い。
もう一月になったような天気。
近所の明治橋から見える風景も川面を見れば 白鳥が泳ぎ、美しく白化粧した岩手山、そし てチラチラ舞う粉雪がいい風情を醸し出して いる。
実はこれが自分の代表的な冬の心象風景。
つくづく盛岡で生まれてよかったなと思う。
前置きはこの辺にして・・・
写真は京芋の胡桃あんかけ。
昨年も京芋は胡桃をアクセントに木の芽をパ ラリと乗せて出てきましたが今年はさらに家 庭料理っぽく出てきました。
一見すると黒くテケテカ照りが入ってくどそ うな味に思えますがこの色はすり胡桃が出汁 醤油に絡んでいるのでこのような色になって います。
この合わせが絶妙で旨い。
くどすぎる訳でないが、芋がホクホクして淡 白な性質の京芋なので胡桃を用いてしっかり とした味付けに仕上げてます。
さらに補足するとこの料理は前菜の次に出て きた料理なので意図的にちょっと優しい味付 けになってました。
田澤さんの場合、京風に炊けば全く違うやり 方で出してきますが、今回の主題が家庭でも できそうなという主題なのでこういう味付け になったと思います。
出てきた京芋を箸で割り、まずは一口。
ホクホクした食感で胡桃の味と出汁醤油の合 わせ技がなんとも言えないところに胡桃のカ リッとした食感がうれしい。
そこにあんかけ出汁がまたとろ〜りと舌にう れしい。
色々な旨みの要素が絡み合って美味しさが倍 増してました。
胡桃って古来より東北人にはなくてはならな い素材。
すり胡桃に砂糖を入れたり醤油をいれたりと 味付けを工夫してハレのときによく食べてい た歴史的背景もある。
特に山間部では貴重な蛋白源だっただけに食 文化を語る上では外せない食べ物だと思う。
かく言う私も胡桃餅や胡桃醤油味が旨いお茶 餅(はたして盛岡以外の人が分かるか分から ないけど・・・)が大好き。
昔は至るところにお餅屋さんがたくさんあり ました。
なくなった某店の○○餅食べたいなぁと思う ことありませんか?
私は今お茶餅をすごく食べたいな(笑
|
|
|
|
|